中綴じ冊子のパンフレットの印刷・デザインで注意することは

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中綴じ冊子のパンフレットの印刷・デザインで注意することは

何気なく手に取っている本や雑誌、パンフレットですが様々な製本方法がありますが、多く見られるのは無線綴じ製本と中綴じ製本です。
ただ製本方法によってデザインや印刷で注意することもあるので、中綴じ冊子のパンフレットのデザイン・印刷を依頼する際の参考として知っておくと役立ちます。

無線綴じ冊子の製本は、針金や糸などを使用しないで本文と表紙を固定するもので、本文をページ順にまとめて背にあたる部分を削ることで糊を浸透しやすくして糊付けを行います。
そして表紙を巻き付けて、上下と開く側を整えるための断裁をして仕上げるのです。
無線綴じ冊子の製本では、糊を背の部分に浸透させることで背の部分だけでなくページ同士も糊付けされることでより強度を出しています。
その為に、ページが開きづらくなるため本を見開いた状態でも、ノド部分が少し隠れてしまうので、それを理解してデザイン・印刷をする必要があるのです。
ノド側の余白や見開きでつながる画像・ページにまたがるタイトルなど、隠れる部分をきちんと見越してデザイン・印刷する必要があるのが注意点といえます。

一方の中綴じ冊子の製本は、表紙と本文を一緒にページ順に重ねて、真ん中を針金で綴じて本の形とする方法で、無線綴じ冊子の製本と比較して工程が単純なために、短納期・低予算で製本が可能です。
主にページ数の少ない雑誌・カタログ・パンフレットなどで広く用いられていますが、中には400ページを超える雑誌もあります。
中綴じ冊子製本の特性上、他の製本方法と比べて開きやすいという特徴がありますが、無線綴じ冊子のような背にあたる部分がないので、背文字を入れることができないです。
また、ページ数にもよりますが丈夫さに欠けることがあったり、倒れやすいといった難点があったりします。
そのような特性があるので、一概には言えませんが本棚に収納して保存するような本ではなくて、読み捨ての雑誌やカタログ・パンフレットなどに多く使われているのです。

中綴じ冊子の製本は無線綴じ冊子のように糊で綴じる方法ではないため、印刷・デザインなどを自由にすることができます。
しかし、その反面重ねた一番外側のページと内側のページで、仕上がりサイズがずれてしまうという特性上の欠点があるので、印刷・デザインで注意が必要になるのです。
ですから外側のページから内側のページにかけて、版面の調整や仕上がりサイズがずれることを見越したデザイン・印刷を行って、断裁仕上げで切れてしまわないように制作する必要があります。